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フランス料理のマナーと歴史

フランス料理の歴史を振り返りながらマナーや料理をご紹介

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フランス人の食生活2

フランス人の食生活といって、ふっと思い浮かぶのは、
フランス料理という名と共に、まずはフランスパンとお菓子でしょう。

フランスパンとお菓子は、
直接的にフランス料理と関係することではありませんが、
フランス人の本来の食生活の実情を知っておくことは、
フランス料理の神髄に通じるものがあると思われますので、
ここではパンやお菓子についても見ていきます。

一例ですが、フランスで有名なパンというのは、
フランスパンばかりではなく、ふんわりしたクロワッサンというパンもあります。

バターをたっぷりと練りこんで焼き上げられたクロワッサンは、
朝食にはもちろんのこと、オヤツなどとして食べられているようです。

フランスというのは小麦の栽培に非常に適した土地柄で、
パンがとても美味しく出来あがります。

我々がフランスパンと呼んでいるバゲットは、<クロワッサン全く同じ材料であるにもかかわらず、
不思議な事に成形の違いによって呼び名ばかりか、
その味わいまで変わってしまうと言う特徴を持っています。

その意味するところは、
フランスでは、食事によってそれぞれ味わいや食感の異なったパンを
上手の食べ分けたりするというようです。

たかがパンといえども、フランスのパンは、実に深いですね。


次は、フランスのお菓子についてです。

フランスではもともとはお菓子らしいお菓子がなかったといいます。
しかしやがて、マリーアントワネットがオーストリアから持ち込んだり、
またイタリアのメディチ家の出身であるカトリーヌ姫がフランスのアンリ二世に嫁ぐ際、
一緒に連れてきた菓子職人がフランスに持ち込んだりしたことから徐々に定着してゆきました。

当時のそれらのお菓子が、
現在のフランス料理の最後に出るデザートの美しさであったかはわかりませんが、
それらの時代に食生活においてお菓子は外せないものだとする概念が定着し、
現在のフランス料理に影響しているのかもしれませんね。
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