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フランス料理のマナーと歴史

フランス料理の歴史を振り返りながらマナーや料理をご紹介

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フランス料理のマナー(スープ)

フランス料理の食事の始まりはスープですね。
スープは基本、飲み物と言う概念ではなく、これからは食べ物と思って食してみてください。
マナーのお話でスープとくると、皆さんはすぐに思い浮かべることでしょう。
スープは決して音を立てて飲んではいけないと。
まったく、その通りです。
スープは音を立てて飲んではいけないというマナーだけは、この日本においてもかなり広く知れ渡っていると思っているのですが、未だに大きな音を立てて飲んでいるかたをよく見かけます。
とても恥ずかしいことですので、すぐにやめてくださいね。
そして、スープを飲むときに、スプーンをどの方向からどちらに向かって動かせば良いのか・・・このような事もマナーのうちに入りますので、ぜひ覚えておいてください。
フランス式では、スープ皿の横からスプーンを入れて真ん中に向かってすくいあげます。
口に入れる時には、スプーンの先を自分に対して直角に向け、スプーンの先端から飲むようにします。
多くの日本人が行っている、スープ皿の手前からスプーンを入れて、外側に向かってすくいあげるやり方はイギリス式ですから、決して間違いではありません。
が、本場フランスでフランス料理を食べることになった時などには、フランス式が望ましいでしょう。
また、残り少なくなったスープがすくいにくいからと言って、パンをちぎってスープに浸して食べたりしていませんか。
もしくは、スープ皿の手前側を少しばかり持ち上げて中のスープを向こう側へ寄せ集めて、それをすくって飲んだりしていませんか。
驚くべきことに、それが正式なマナーだと思っているかたもかなりの数いらっしゃいます。
本当の正式なマナーは、スプーンですくえなくなったら、どんなに美味しいスープもそこで終わりということです。
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