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フランス料理のマナーと歴史

フランス料理の歴史を振り返りながらマナーや料理をご紹介

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フランス料理のマナー(ナプキンの使い方2)

引き続き、今回もナプキンの使い方を説明いたしましょう。
ナプキンは、万が一食べ物をこぼした時に洋服が汚れないように膝のあたりに敷いておくもの・・・と思っている日本人は非常に多いです。
しかし、ナプキンの用途はそれだけではありません。
フランス料理店では、このナプキンを上手に使えるか否かでフランス料理を食べることに慣れているか、慣れていないのかを見極めることすら出来るでしょう。
ですから、初心者のかたはとくにナプキンの使い方には注意をしてくださいね。
前回、ナプキンで口周りを拭いても一向に構わないというお話をしましたが、逆にナプキンでやってはいけないことというのがあります。
それは、顔を拭いたり汗を拭ったりすることです。
まして、鼻をかむなどというのはもってのほかです。
日本では、レストランなどで出されるおしぼりで顔や汗を拭うかたは多いですが、ナプキンでは絶対にやらないでください。
また、口を拭う際に、女性のかたの口紅がべっとりと付いてしまうのもよろしくありません。
口紅は、食事の前に拭き取っておくようにしてください。
食事の最中に、万が一、お水やワインをこぼしてしまったときにも、ナプキンを使用する必要はありません。
サービスのかたがすぐに駈けつけて対処してくれるはずです。
食事が終わって席を立つ時には、ナプキンをきれいに畳んではいけません。
きれいに畳むのは、お料理がまずかったという印となります。
適当に丸めておくのも見た目が悪いので、真ん中をつまんでピラミッド型になるような感じでそのままデザート皿の右側に置いておくのが良いでしょう。
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